みこもとじま、と読む。伊豆半島の南端のさらに沖にある、灯台だけがある無人島だ。弓ヶ浜の港からクルーザーで15分、この島陰に船をつけたら一斉にエントリーして、黒潮洗うハードドリフトの始まり。難易度はそれなりに高く、誰でもがお気楽に潜れる海ではない。
ここで一番の獲物とされているのは、シュモクザメ、つまりハンマーヘッドシャークだ。
でもって、動画にこんなタイトルつけたら、最初から「あ、ハンマー出なかったのね」と分かってしまうのだが(笑)まぁこの日は急な台風の接近で潮が変わりやすく、ハンマー出現情報にも当たった人と当たらなかった人でけっこう差が激しかったらしい。我々も単独行動のメジロザメ(断じて新宿鮫のお友達ではない)に遭遇しているが、あとから得た情報を総合すると、どうやらあのメジロが消えていった先ではメジロとハンマーが並んで群れていたらしい。まぁ、大物好みのギャンブルポイントとは、そんなものです。
今回は自らメジロをゲットしてるので、多少は胸を張れる。(笑)
実は左手でメジロにカメラを向けながら、右手に持った指示棒でタンクを鳴らして発見の合図をしたりしているのだが、こんなことが出来るのは「獲物検索モード」では常に指示棒を右手に持って動いているから。「そんなことしててカメラ操作できるの?」という向きもあるだろうけれど、心配はご無用。指示棒のカラビナを右手の小指に引っかけているだけなので、残り4本の指で、ものを掴んだり動かしたりはほぼ普通に可能なのだ。
もっとも、実はメジロのシーンだけは編集段階で若干ズームをかけている。目見当でカメラを向けていてフレーム中心から外れたため、ズームして被写体を真ん中に寄せた形だが、もとがハイビジョンだから多少のズーミングを入れてもDVDレベルにレンダリングして使う分には画質は全く落ちない。まぁ、ドアップにしようとか欲張らない限りは、普通に使える手のようだ。メジロがフレームインしてから軽くズームインし、メジロの姿が消えかけてから2人の人物が現れるまでの間に少しずつアウトしているが、四隅のケラレがなかったらまず気がつかない。
それにしても、メジロの精悍な姿はもちろんのこと、伊豆の他のスポットとは一線を画した回遊魚のスケールの大きな群れは圧巻。海流のように流れるワラサの群れを見るだけでも、「あぁ、ここは神子元だ」という感慨にふけるには十分すぎる。
でも、やっぱりハンマー見たいッスよ、師匠。(笑)
[CANON HV10 / mpeg4 / 2008.8 / 04:24 / 29.2MB]
Discography:
「Copacabana」 T-Square
「Iberian Seascape」 T-Square